
こんにちは、素潜り屋バリの喜古です。
13年間の経験を基に思いっきり正直なポイント紹介を書きたいと思います。
バリ本島と離島の海の違い

レンボンガン島マングローブポイント
ツバメウオの群れ
サヌール港からレンボンガン島まではスピードボートで30分程。ちょこっと足をのばすだけで別世界ともいえる素晴らしい海に出会えますよ。
離島シュノーケリングポイントマップ
マップを見ると分かりますがレンボンガン島には北東部のマングローブポイント1つしかありません。それとぺニダ島のポイントは島の西側に並んでいます。
レンボンガン島とぺニダ島の距離は小型ボートでも10分程と近いので、どちらの島を発着にしても巡るシュノーケリングポイントはかぶります。
もう一つ重要なのは、ビーチエントリーできるのがぺニダ島のクリスタルベイだけって事です。他のポイントはどこも流れが速いのでサポートしてくれるシュノーケリングボートが必須となります。
ドリフトシュノーケリング (流されるシュノーケリング) が基本なので、流れが読めるガイドとボートキャプテンも必要です。シュノーケリング上級者でガイドの案内が不要な場合も、ボートキャプテンだけは信用できる人に頼む事をオススメします。
それでは、ここからは各シュノーケリングポイントの詳細をご紹介していきますね。
↓↓素潜り屋バリの口コミ
レンボンガン島・ぺニダ島の各ポイント紹介

| 難易度 | 低い ★☆☆☆☆ ⇒ 高い★★★★★ | サンゴ礁 | 少ない★☆☆☆☆ ⇒ 多い★★★★★ | 魚の種類 | 少ない★☆☆☆☆ ⇒ 多い★★★★★ |
|---|
水温と透明度に関しては海流の入り方によって変化するので、各ポイント紹介に記載するようにしました。
マングローブポイント

レンボンガン島マングローブポイント
ニセフウライチョウチョウの群れ
| 難易度 | ★★☆☆☆ | サンゴ礁 | ★★★☆☆ | 魚の種類 | ★★★☆☆ |
|---|
レンボンガン島で唯一のシュノーケリングポイント。なだらかな地形で東西に広く、流れの向きも安定しているので初心者の方でも安心して楽しめるポイントです。他のポイントに比べると水温も高めなのでゆっくりシュノーケリングする事ができます。
水深4m~8mくらいのところにミドリイシ (サンゴ) が広がっていて、デバスズメダイの大移動が見れます。数年前からニセフウライチョウチョウウオの群れも住み着いているので探してみてください。
基本的に東から西に向かって流れる事が多く、干潮時に流れが速くなる傾向があります。西に流れていくとタイマイ (ウミガメ) や、アオウミガメを探す事ができますよ。

レンボンガン島マングローブポイント
タイマイ
※) 2025年の春頃にあった嵐の影響でサンゴ礁が壊れてしまったところがありますが、現在は復活の兆しをみせています。
SDポイント

ぺニダ島SDポイント
水深1mに広がるサンゴ礁
| 難易度 | ★★☆☆☆ | サンゴ礁 | ★★★★☆ | 魚の種類 | ★★☆☆☆ |
|---|
ぺニダ島の北海岸に広がるポイント。レンボンガン島のマングローブポイントと同じ北海岸なので、地形もサンゴと魚の種類も全体的に似ています。
ただ、マングローブポイントに比べるとSDポイントの方が浅いところのサンゴ礁がキレイで種類も多いです。少し深いところに行くと巨大なコブハマサンゴも見れますよ。巨大なツバメウオもよく泳いでます。
ここはいつも空いているので素潜りの練習をするのに最適なポイント。日本人向けのシュノーケリングツアー会社でこのポイントをご案内しているのは『素潜り屋バリ』だけだと思います。
波と流れの向きによっては砂浜からの白っぽい濁りが入りますが、基本的には透明度も安定しています。
ウォールポイント

ぺニダ島ウォールポイント
舞い上がるキンギョハナダイ
| 難易度 | ★★★★★ | サンゴ礁 | ★★★★★ | 魚の種類 | ★★★★★ |
|---|
難易度含め★MAXです。名前の通り岩の『壁』に沿って南北に続くポイント。海の中に幅5m・水深2m~5mくらいの棚があり、その棚から先は水深18mくらいまでのドロップオフ (崖) になってます。
その棚の上を流されながらシュノーケリングするんですが、とにかくここは魚の種類が豊富でキンギョハナダイの群れと、カスミチョウチョウの群れがわんさか泳いでるのが見れますし、運が良ければクサヤモロの群れも入ってきてリアル竜宮城のような大騒ぎになります。
海外や沖縄でのシュノーケリング経験が豊富なお客様からも「こんなにカラフルな海は見たことがありません。本当にスペシャルなポイントですね」と驚きの声があがります。
そんなカラフルでスペシャルなポイントですが、他に比べるとポイントが狭く、干潮時にはボートの上から見ているだけでも怖くなるような激流になる事があります。それとポイント近くが航路になっているので、ボートが通った後の引き波でバタバタしている事が多いです。
難易度が高いスペシャルなポイントだからこそ、このポイントが大好きな僕たち『素潜り屋バリ』に案内を任せていただきたい。心からそう思います。
ガマットベイ

| 難易度 | ★★★☆☆ | サンゴ礁 | ★★☆☆☆ | 魚の種類 | ★★☆☆☆ |
|---|
岩壁が続くぺニダ島西海岸の真ん中くらいにある小ぶりな入り江がガマットベイ。他社さんの案内をみているとマンタベイの帰りに寄るパターンが多いようです。
魚の種類はウィールポイントに似ている印象があるけど数が少なく、サンゴ礁もそれほど広くありません。入り江なので流れがないかと思いきや沖合いを流れる強い海流が入り江の中にも入ってきます。
正直なところ魅力を感じないので『素潜り屋バリ』でご案内する事はありません。ガマットベイ。。。ごめんなさい。
クリスタルベイ

長男坊と2ショット
| 難易度 | ★★☆☆☆ | サンゴ礁 | ★★☆☆☆ | 魚の種類 | ★★☆☆☆ |
|---|
離島の海で唯一ビーチエントリ可能なポイント。このポイントも湾になっていて湾内の浅いところはサンゴ礁、水深3mくらいのところは砂底になっています。浅いサンゴ礁の上を泳げば魚が近くに見れるし、砂底の上を潜ればキレイな写真が撮れます。
スキューバダイビングの業界では世界でも珍しいマンボウに会えるポイントとして有名ですが、ダイビングポイントとシュノーケリングポイントはハッキリ分かれていて、同じクリスタルベイでも場所と難易度が全く違います。
シュノーケリングポイントは流れが弱いので難易度は低めですが、インド洋に面しているので波の影響を受けやすく、波が砂を巻き上げて真っ白な濁りが出る時があります。
『素潜り屋バリ』ではマンタベイの帰りに波が穏やかな時だけご案内しています。穏やかで透明度が高い時は、透き通った水の上を飛んでいるような気持ちよさが味わえますよ。
マンタベイ①・②

ぺニダ島マンタベイ
| 難易度 | ★★★★★ | サンゴ礁 | ★☆☆☆☆ | 魚の種類 | ★☆☆☆☆ |
|---|
みんな気になるマンタベイ。マンタがご飯を食べにくる断崖絶壁のポイントです。難易度MAXでサンゴ礁と魚の種類が1つ★って極端な評価ですが、これも正直な僕の印象です。
完全にインド洋に面しているので波を遮るものが何もなく、波が大きい時はポイントまで行けない事があります。マンタがいる日は餌になるプランクトンが多いので濁っています。水深が8m~10mありサンゴ礁を泳ぐ魚は見えません。他のポイントより水温が低いです。
でもね。やっぱりマンタと泳げたら嬉しいんですよね。あんなに大きな野生動物と大自然の中で遭遇するのは間違いなく感動の一言です。
マンタベイの行き方や注意点は過去記事でキッチリ書いてますんで、そちらを参考にしてください。
【バリ島情報】シュノーケリングでマンタと泳ぐための基本情報と注意点
『素潜り屋バリ』が選ぶポイント
『素潜り屋バリ』の日帰りシュノーケリングツアーはこのオススメ3ポイントを巡るんですが、その日のコンディションやお客様のレベルに合わせて巡る順番を調整してます。
例えば「これから干潮に向かいます」って時にマングローブポイントを後回しにすると、マングローブから茶色く濁った水が流れ出てきてコンディションが悪くなっちゃいます。
それから「3ポイント巡るのは体力的にちょっと心配」ってお客様がいらっしゃる時は、まだ体力に余裕がある2ポイント目にウォールポイントを入れて、先に一番キレイな海を見てもらいます。
逆に「体力には自信があります。めっちゃ素潜りしたいです」ってお客様の時は、ウォールポイントを最後にして素潜り練習の成果を写真や動画に記録します。
『素潜り屋バリ』は離島専門のシュノーケリングツアー会社なんでね。とにかく離島の海を楽しんでもらいたい。大好きになってもらいたい。。。と心の底から思っています。
熱い想いを語るのはこれくらいにして、サクッとツアー概要を載せておきます。更なる詳細はツアー紹介ページをご確認くださいね。
日帰りシュノーケリングツアー概要
このツアーはシュノーケリングが大好きな方、素潜り (スキンダイビング) をやってみたい方の為に企画したツアーです。僕がオススメする3ポイントでドリフトシュノーケリングを行います。1日2組様限定なのでお客様のペースに合わせたご案内ができます。
ガイドが防水カメラを持参するので、シュノーケリング中の写真・動画撮影も全てガイドにお任せくださいね。
| ツアー料金 | 大人 $138 / 子供 $68 (5~12歳) | 所要時間 | 9時間 (08:00~17:30) | 催行人数 | 1名様からご案内可能です (1名様の場合は+$30となります) |
含まれるもの | ホテル送迎・往復スピードボート・シュノーケリング器材・写真撮影サービス・昼食・ミネラルウォーター | 無料送迎 | クタ・レギャン・スミニャック・ヌサドゥア・ジンバラン・サヌール (チャングー・ウルワツ・ウブドは1台$10となります) |
お支払い方法 | 当日に現金にてお支払いください (インドネシアルピア・日本円は当日のレート換算になります) |
|---|

| 08:00 ~ 08:20 | ホテルお迎え | 09:15 ~ 10:00 | サヌール ⇒ レンボンガン島 スピードボートの乗船時間は40分程 |
10:30 ~ 11:00 | レンボンガン島マングローブ村に到着 シュノーケリング準備と注意点のご説明 |
11:00 ~ 13:30 | レンボンガン島 & ペニダ島シュノーケリング 3ポイントでドリフトシュノーケリングを行います |
14:00 ~ 15:30 | ランチ & プール休憩 | 16:00 ~ 17:00 | レンボンガン島発 ⇒ サヌール | ~ 18:00 | ホテル到着 |
|---|
家族と一緒にローカル飯を食べまくるYouTubeチャンネルをやってるので、そっちの方もチェックしてくださいね。
↓↓【バリ島ワルン情報】




コメント